カレンダー印刷のポイント

カレンダー印刷を行うにはいくつかのポイントがあります。まずは数量が多いのか少ないのか。数千部、数万部の大ロットを作成する場合には、オフセット印刷とよばれる本格的な印刷で行う必要があります。しかし1、000部以下の小ロットの作成には場合によっては、オンデマンド印刷と呼ばれる小ロット向けの印刷で行った方がよい場合があります。

どちらも使い分けの見極めのポイントになるのがコストです。品質的にはオンデマンド印刷は特色と呼ばれる金や銀、蛍光色などを使用することができないなどのデメリットはありますが、基本的は両社で大差はないので、金額でどちらを使うのか、選んだほうがよいでしょう。また、サイズですが、大ロットの場合にはA2やB3などのいわゆる大判サイズと呼ばれるものも作成することが可能ですが、一般的なオンデマンド印刷機はA3までとされておりますので、壁掛けカレンダーなどのサイズの大きいものを作成するには不向きになります。そのため小ロットのカレンダーを作成する場合は、卓上カレンダーのようなサイズの小さいものに限られる可能性が非常に高くなります。

しかし小ロットのカレンダー印刷にデメリットばかりがあるのかというと、そうではありません。小ロット印刷の場合には、多品種少部数の制作という、オンデマンド印刷でなければできない、特殊な制作方法があります。全く同じものを大量に作成するのではなく、例えば、一つのテンプレートに対し、10種類の画像を差し替えたり、10名の違う名前や社名を入れたりなど、トータルの部数は一緒でも色々な種類の印刷をすることによって効果的な広告や宣伝、またはその他の表現をすることが可能になるのです。カレンダー印刷はオンデマンド印刷とオフセット印刷、二つの制作方法があることを知っておいてください。

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